2010年09月28日
沖縄の法事


ダ〜リンのおばあちゃんの33年忌の法要が先週末ありました。
こじんまりとした、親しい身内の集まりでしたが、
それを取り仕切るお母さんは、お出しするお料理や注文する折りの中身、
香典返しの品物などついつい考えてしまい、
一週間ほどよく眠れなかったようです。
一昨日から、法要も無事おえてリラックスして
ぐすっすり眠ることができたようです。
嫁としての精神的負担からの解放感もきっとあるでしょうね。
私の実家もしっかり沖縄の行事ごとをする家だったので、
お手伝いは慣れているほうです。
でも一日台所にいたらやっばり疲れます。
男性のみなさん、行事ごとのあとは、
奥様やお手伝いをしてくれる女性に感謝して
う~んといたわってくださいね。
沖縄の伝統として大切にすべきこと、手を抜いて楽にいくこと。
仕事や家庭、自分のライフスタイルのバランスをとりながら
行事や法事できたらいいですね。
生きている人が元気でイキイキとしているからご先祖様も喜ぶわけで
行事や伝統に振りまわされて、子孫がイキイキとできないなんて
ご先祖様喜ばないと思うのです。
私の観察や探求するところによると
こういう行事ごとを、心を込めてやって
喜んで人が集まる家や一族は栄えているように感じます。
仏壇やご先祖様、さらにもっと大きな存在に
行事をきっかけに感謝することができる、
親族が笑顔で美味しいものを分かち合い話ができる。
これも幸せや豊かさの流れの循環につながらる
ひとつの方法かもしれません。
33年忌ともなると、法事の折りも、赤い色のお料理が入り、
ある意味、お祝いのような部分もあるようです。
だんだん年を重ねてくると、私も法事の責任を少しずつ引き受けはじめ、
いろんなことに気づかされ、勉強になります。
Discover Okinawaの日々です。
Posted by ルミナス at 11:11│Comments(0)
│琉球人のDNA