2014年05月04日
Constitution Day (憲法記念日)


5月3日の昨日は憲法記念日(Constitution Day)でしたね。
憲法といえば、「国民主権」「基本的人権の尊重」「平和主義」等々、
小学校や中学校で学びました。
徴兵制もなく、
自由に自分の意見が言えて、
女性にも学ぶ権利や賛成権があり、
職業や結婚相手を自分の意思で選べる、
今の日本。
私たちにとって当たり前の権利が、
ほんの70年程まえはあたり前ではない時代でした。
自由に意見を言うことができなかったり、
子供たちが学校にいかしてもらえず奴隷のように働かされたり
女の子が教育を受けさせてもらえなかったり、
女性の参政権が認められてなかったり・・・と
いまだに、私たちがあたり前に享受できる権利が、
あたりまえに享受できない国や地域もたくさん存在します。
第二次大戦の悲惨な体験ののち制定された「日本国憲法」
私たちの祖父母や両親私たちは、
戦争放棄をうたう「憲法9条」を戦後67年間保持し続けてきました。
これは67年間、どこの国とも戦争していないし、
国が起こした戦争での戦死者がいないということになるそうです。
神奈川県の主婦の「憲法9条にノーベル平和賞」をという願いに
賛同の輪が広がり、
今年の4月9日、ノーベル委員会から、
今年の受賞候補の一つとしてエントリーが認められました。
憲法が主権者と定めている「日本国民」が
ノーベル平和賞を受賞できたら、素敵ですね。
1人の主婦のアイディアと勇気ある行動に拍手
私が気になっているのは、もしノーベル賞を受賞したら
あの素敵な晩餐会にどなたが出席するのかしら…ということ。
私はあの方しかいない…と思っているのですが、
今年のノーベル平和賞の発表が楽しみです。
私たちが、世界に誇れる「憲法9条」に乾杯。