セレンディピティ通信

宜野湾海浜公園で行われた「9.29　県民大会」に、ダ~リンと参加しました。
いろいろな用事をこなしていくうちに、出発時間が遅れてしまい
58号線は渋滞しており浦添のメイクマン付近で、集会開始の3時となってしまいました。
この付近からも、日傘をさしたり、暑さよけ対策をした多くの人が、
バスやタクシーに乗るよりは早いだろうと判断してか、
徒歩でいくには遠い距離を海浜公園を目指して歩いています。

早めに出発したはずのチャーターバスも渋滞に巻き込まれて開始時間に間に合っていません。
会場に到着する前から、多くの県民が集会会場に集まろうとしていることが伝わってきます。
渋滞の中、カーナビのＴＶで開催宣言を聞きながら、
「間に合わないかもしれない、でもとにかくそこへ行こう」そんな気持ちです。

大山の親戚の家に車を駐車させてもらって、徒歩の私たちが会場に到着したのは、4時頃。
まだまだ会場をめざした渋滞は続いています。
大会開始時間を過ぎた1時間後でしたが、
戦争体験者らしきお年よりだけでなく
中学生、高校生、そして子供をつれた多くの家族が会場をめざしています・・・
実行委員会が目標としている5万人以上の人々が集まりつつあること感じます。

歴史をちゃんと後世につたえて、よりよい未来をめざそう　
という多くの11万6千人もの人々の意識。
この場に、これたことの感謝がわきおこります。

「私たちの、おじい　おはあが体験したことを
嘘だといわないでください」

高校生の言葉がずしりと、心に響いてきます。