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2009年11月07日

ダライ・ラマ法王 沖縄特別講演会



ダライ・ラマ法王14世が来沖された。

お友達のご縁で、直前にキャンセルチケットを入手することができ
講演会を聴講することができた。

講演会のチケットを入手したときから、「慈悲=Compasionとは・・・」という探求がはじまり、
ダライ・ラマ14世のお話を聞いたあともそれは、続いている。

時間に余裕をもって、会場入りすることができたため
チベットの現状を訴えるドキュメンタリー映画をみることもできた。
涙がとまらなかった・・・
チベットの人々の現実は、チベットへの文化的弾圧ではなく
ジェノサイドともいえるような悲惨な状況であることを改めて認識させられた。
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E3%82%B8%E3%82%A7%E3%83%8E%E3%82%B5%E3%82%A4%E3%83%89

それでもなお非暴力を貫き、
自分の中に内なる平和(心の平穏)を築き、
愛や思いやりや、やさしさという、人の良き性質を尊び、
世界の一部である、自分自身に責任をもとうとしている、ダライ・ラマ14世。

行為を憎んで、相手を憎まない・・・
という相手に対する慈悲の心。


チベットには
「9回失敗して、9回耐え忍ぶ」
「最高のものを望み、最悪に備える」


ということわざがあることも教えていただいた。


チベットに弾圧を続けている中国に対しても。
「人口の大きな、世界的に貢献できる可能性を持った国」と表現されていた。

中国が、「恐れ」を手放し、他の文化や民族を認め
将来的に世界に貢献できる優れた資質を発揮できる国となるように、
私も祈りたいと思う。

対話をとおして、何度も失望や挫折を味わいながらも
それでも、なおグローバルな視点から
全体像をとらえ、現状を分析して考え行動されていこうとする
ダライ・ラマのお言葉は、重く胸に響いてきた。

グローバルな視点から全体像をとらえ
現状を分析し、そのことが可能であると考え、
行動していく姿勢はは
基地問題を含め、さまざまな問題を抱える沖縄の私たちも
参考にできるものだと思った。

ユーモアと機知にとんだ、お話ぶり。
会場を聴衆にすべてを魅了する、その存在感。

私は、真ん中の最後列だったので、
壇上にお見えになられたとき、退場されるとき 
会場全体がスタンディングオベーションダライ・ラマに敬意を表している
のを目の当たりにして感動した。

沖縄へ招聘されことにご尽力いただいた
「ダライ・ラマ法王沖縄招聘委員会」の方々、
そしてボランティアでこの講演会を支えてくれた方々に感謝。




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Posted by ルミナス at 08:08│Comments(3)光の種蒔き人
この記事へのコメント
ルミナスさんも、参加したんですね~。

私も参加したんですが、会えなかったね!

生きてるうちに(笑)、本物のダライラマ法王に会えるなんて

思っていませんでした~(笑)
Posted by 詩織@夢の扉を開くコーチング詩織@夢の扉を開くコーチング at 2009年11月07日 07:05
沖縄講演が実現して良かったですよね。

法王の言葉、しっかりと心に響きましたね。
Posted by KUWA(ryuQ編集部) at 2009年11月07日 07:14
☆詩織@夢の扉を開くコーチングさん
 詩織さんは1階にいたのかな~
 私は2階の最後列でした。、
 ダライ・ラマ法王の真正面にいるような感覚があって
 会場全体も感じられる席でした。

 >生きてるうちに(笑)、本物のダライラマ法王に会えるなんて 
  思っていませんでした~(笑)

 沖縄に足をはこんでくださったことがすごいことですね。

 多くのボランティアの方々や、企業の善意のサポートで
 チベットの関係者に善意の寄付が実現できたことにも
 感動しました。


☆kuwaさん
 ボランティアスタッフとして
 法王来沖をサポートされていたんですね
 ありがとうございます。

 ユーモアあふれるお話ぶりも印象的でした。
 


 
 
 
Posted by ルミナスルミナス at 2009年11月10日 03:05
 
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