セレンディピティ通信

「大樹くんのくじら」　講談社のノンフィクション絵本


小学校の絵本の読みきかせの時間に、友人がこどもたちに読んだ本です。

読み聞かせがおわってから、

ボランティアのお母さん方が集まる教室で、この絵本を貸してもらいました。


この絵本は、沖縄の大輝君という少年が、難病と闘いながら

「メイク・ア・ウィッシュ財団」のサポートうけ、家族とともに

「ディズニーランドに行きたい！」という夢をかなえたその後日談です。

シェラトンホテルの3日間の滞在に感激した大輝くんは、

「ぼく、ホテルの社長になりたい、社長になって、

　病気の子を大勢ホテルに招待するんだ」と考えます。

　その言葉をきいて胸をうたれたホテルの大勢のひとたちが、大輝くんの

　新しい夢を実現するために活動を開始していく・・・そんな実話をもとにした絵本です。




　私が大切に持っている「いのちの夢」という本で紹介されていた

　難病と戦いながら夢をかなえた沖縄の少年の話が、
　
　子どもむけの絵本になっていることに驚きました。

　家に帰って、一人になって絵本を読んでうるうるしてしまいました。

　
　懸命に生きようとする大輝君の姿、夢をサポートしようとする人々

　人のつながりの中でうまれる、大きな愛の表現。

　こんな素敵な絵本を子どもたちに読んでくれた友人に感謝。

　子どもたちも夢をもつことが、生きる力につながってくること

　感じてくれたんじゃないかな？




Make a Wish 財団　サイトはこちら　→　http://www.mawj.org/b.html　

　「メイク・ア・ウィッシュ」とは英語で「ねがいごとをする」と言う意味の
　ボランティア団体です。３歳から１８歳未満の難病とたたかっている
　子どもたちの夢をかなえ、
　生きる力や病気と闘う勇気を持ってもらいたいと願って設立されました。

　夢は難病をかかえる子どもたちに、不思議な力をあたえることも・・・


実はこの団体の活動、沖縄からはじまっています。

Lightさんとのシンクロ　→　http://light.ti-da.net/e2626327.html

講談社絵本通信　　→　http://shop.kodansha.jp/bc/ehon/interview20.html